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​下村将太(テノール)

 東京学芸大学卒業及び、同大学院修了。二期会オペラ研修所第60期マスタークラス修了。東京国際声楽コンクール奨励賞受賞。幼少期は東京少年少女合唱隊に所属し、世界的な指揮者・歌手・オーケストラとの共演を果たす。当時の共演者は、小澤征爾、シャルル・デュトワ、チョン・ミョンフン、ホセ・カレーラス、レナート・ブルゾンなど枚挙にいとまがなく、様々なアーティストから音楽性を吸収した。

 数少ないスピント・テノールの声質が好評を受け、多くのプロダクションに出演。これまでにオペラでは『フィガロの結婚』バジリオ、『魔笛』僧侶・武士Ⅰ、『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ、『椿姫』アルフレード、『カルメン』ドン・ホセ、オペレッタでは『こうもり』アイゼンシュタイン、アルフレード、『チュリパタン島』エルモーザ等の役を演じる。2020年2月には『椿姫』にガストン役で出演し二期会公演デビューを飾り、2021年7月には『ファルスタッフ』バルドルフォ役、2022年11月『天国と地獄』でもオルフェ役で二期会公演に出演するなど、大舞台で身に付けたその実力が評価されてきている。2023年4月には東京・春・音楽祭マレク・ヤノフスキ指揮『ニュルンベルクのマイスタージンガー』にアイスリンガー役で出演。海外からの招聘歌手らと共にキャストとして出演し、話題の公演の成功に貢献した。

​ コンサートでは、ベートーヴェン作曲の『第九』のソリストや、ドビュッシー作曲『放蕩息子』の息子アザエル役などのソリストとしても出演。また、その誠実な歌唱やレパートリーの広さは共演者からの信頼も厚く、リサイタル等のゲスト歌手としても出演を重ねる。2019年10月には自身初のリサイタルを府中の森芸術劇場・ウィーンホールで開催。様々な言語の歌曲やアリアを演奏し、これまでの活動で培った自身の幅広い音楽性を発揮した。二期会会員。静岡室内歌劇場会員。

 近年では合唱指導・指揮も数多く務め、活躍の場を広げている。​けやき混声合唱団、混声合唱団カリーナ、東京紫金草合唱団、府中紫金草合唱団、MBC室内合唱団各指導・指揮。

​©2023 Shota Shimomura

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